1、水谷佑毅の今後のビジョン
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まだまだ、好景気とは言えない状況だと思います。
こういう状況だからこそ人を救うために、私何か新しいことを考えなくてはいけないと私は思います。市場は、特定周期で不景気と好景気を繰り返していくものです。一定期間が経過したら、好景気は訪れるはずです。また、不景気だからこそ、新興企業が常識にとらわれない商材を提供していき、社会に貢献していくべきだと考えております。
例えば広告の分野でも、今まではテレビCMなどが主流でしたが、多様なWEB広告商品を使い、集客を行うのが主流になっていくと思います。また今の世の中を見てみると、まだまだ医療現場などでIT化が遅れていると思います。今後は、もっとIT化を進めて、ミスや遅れが少なくなる世の中にしていきたいです。
2、水谷佑毅の考える教育の重要性について
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売上5億円まではすべて社長の力とビジネスモデルだけで企業の売上は決まります。
つまり5億円いかない企業は社長が悪いか、ビジネスモデルが悪いかの2択しかあり得ません。 しかし売上5億円以上になってくると社長以外にどうしても優秀な人材が必要になってきます。それまでは中途採用などで『社長の求める事をそこそこできる社員』がいればなんとかなったのが、そこそこの奴しかいない会社だとそれ以上伸びないわけです。主体的に自らが太陽になれる人材がどうしても必要になります。 当然中途採用市場から人を採用しようという話になるわけですが、ベンチャー等で会社に大きな利益を出せるそこそこ以上の中途なんて1000人面接して1人会えるか会えないかでしょう。 となると、王道としてはマネジメントしやすく優秀な人間を採用しようという話になるのですが、これはもう新卒からしか採用する事は難しいかと思います。 ということで新卒採用に力を入れている当社ですが、新卒もやっぱり内定者の段階から初期教育をしっかりしなければなりません。今まで採用と教育が7割対3割かと思っていましたが、半分半分ですね。 3、海外展開のビジョンについて
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最近は歴史の勉強をするようにしています。
やはり歴史は繰り返すと思いますし、人生は過去問だと思からです。 それならばどんな組織が強くて、組織とは何をすべきかは不変なはずなので、歴史から様々なことを学ぶことにしています。
そのなかで、太平洋戦争を通じて思うことがありました。 旧日本軍はアジア全域に展開し、戦線を拡大しすぎて最終的にあのような形になってしまったのは非常に残念です。ただビションであった「アジア諸国を白人社会の植民地支配から独立させる」というビジョンは非常に壮大で、すがすがしく感じます。人種差別との闘いであったわけなので。 また、あれだけアジア諸国に展開が出来たのはすごいことだなと思います。
当社の海外医療事業も個人的には完全にコツがつかめてきました。 日本のベンチャー系の会社で飲食店及びオフショア以外でアジアで成功している会社は、ごく少数かと思います。この高い壁相当ハードル高いですが必ず越えます。また、タイの次は逆ばりで中国マーケットを攻める事に決めました。中国マーケットは相当拡大路線でいきたいと思 いますし、いけると思います。そのため現在は香港にクリニックをオープンしました。 僕らの海外医療事業のビジョンは「海外に住んでいる方を世界最高レベルの日本の医療で健康増進する」というビジョンです。戦争のように誰かを傷つけることなく、皆に健康を提供し、 外貨を獲得しこの国を支えていけるように精進します。
4、最近あった幸せなこと
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先日、大坂支社を任せている人間から「今度結婚式をやりますので挨拶を」との話がありました。
元々当社のお取引先の会社だった方との結婚で、何がきっかけだったかは忘れたけど、自分が創業した位に営業に行った先のマネージャーの方がお相手です。DYMという自分が創った会社があったから、こういった結婚とかが産まれたのだと思うとて素直にうれしかったし、これからもこういう家族とかが産まれる場所にDYMをしていきたいと心から思いました。
5、学生のうちに経験しておくべきこと
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学生には学生の間でのみしか行えないチャレンジをしていただきたいです。
やはり大学生の時間というのは何よりの権利ですし、どんどん自分のやりたいことに使っていけば、幸せな人間が増え、日本の将来のためにも確実にいいと思います。 しかし、やりたいことがない人はどんどん会社にインターンで働いてほしいというのが個人的な思いです。社会と少しでも接点をもってもらい、本当に勉強すべきことは何かを学べる機会があるべきだなと感じます。 企業の方で選考してわかると思いますが年々やりたいことが見つからないと言う人が増えています。これは本当に社会にとってマイナスですね。DYMが新卒紹介事業をやる意義はこういうところにあると思います。 僕が思うに本当に不幸な世代の彼等が夢と希望を持って仕事ができ、いい人生を送れるように最大限僕なりに努力したいと思います。
6、新卒採用で重視していること
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長年採用していると誰を採用したら当社で活躍するのか、98%外さない自信がでてきました。
今まで生きてきた人生、親、性格、気質、癖、友人の質、雰囲気、地頭等判断材料が沢山ありますが瞬時にすべての要素を数値化し総合点で判断するこの判断はすべての経営判断の中でも最も高度な判断の1つ。 しかし、難易度の高い判断であるからこそ現場に任しきらず自分が必ず出ていかないといけない僕の最も重要な仕事でありますし、今後も必ず私が行います。絶対に甘い判断にならないように頭を冴えきらし、行間を読み、確実な数値化を徹底し会社の未来に貢献したいと思います。
7、水谷佑毅が思う会社のあり方について
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会社とは利益をあげつつ、社会貢献できるものでなくてはいけません。
私たちは、社会の諸問題を見つけ出し、それを解決できる仕組みを作り、社会に貢献していきます。全世界の人々から「DYMがあったから今幸せに暮らせる」、「水谷佑毅がいたから助かった」ともっと言われるように一層精進していきます。また、社会の人々を幸福にするにあたって、まずは身近な社員を幸せにしなくてはなりません。社員全員から感謝される会社にします。
8、新規事業について
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新規事業では、社会に貢献する・利益をあげることも大事ですが、常に損が出ないようにリスクを最小限に抑える必要があると思います。
事業を行う上でリスクや損失が大きい場合、うまくいく前に撤退せざるを得なくなってしまうことがほとんどです。安全に勝負ができるように、リスクを管理するのが新規事業では大事なことです。誰もが予測しない事態が起こることもあり得るので、あらかじめ何が起こるのかを予測して動く必要があります。
9、水谷佑毅が考える日本の医療
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日本の医療は非常に水準が高い反面、他の産業に比べてITが遅れていると未だに思います。
もっと効率化できるところは私が実習に行った際に色々見つけることができましたし、今後DYMが医療の業界に参入すればより目にすることになると思います。不便なものが多くありますが、その一方で私たちが参入する意義が多分にあり、前向きに捉えると更に良くなる可能性を秘めているというのが日本の医療です。私たちの手でいつでも誰でも医療を安心して受けられる社会にしていきます。
10、13卒に対して期待すること
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3期生は、非常に優秀な人材が集り非常にありがたい限りです。
個性豊かな人材ですが、みんなに共通していることがあります。それは、何事も誠実であり、目的意識を持って行動しているということです。これからは新規事業をたくさん作っていくので、この中からその中核を担う人間が多く輩出すると思います。つらいこともあるように思いますが、とにかく明るく元気に仕事に取り組んできいってもらいたいです。「水谷佑毅と一緒に働き、更に成長を遂げることができた」と言ってもらい、一緒にたくさんの事業を発展させることが私の使命と感じています。今後の3期生の活躍に期待です。
経歴 |
1980年東京都生まれ
1998年私立武蔵高校卒業 2003年有限会社DYM設立 2007年私立杏林大学医学部医学科卒業(医師免許取得) 2007年株式会社DYMに名称変更 |
決意 | 大学在学中に自ら生活費を稼ぐために、インターネットビジネスを始め、 様々な苦労がありつつも、初年度で2000万の売上を作り、有限会社DYMを設立。 その反面、誰よりも早く社会貢献がしたいという理由から、医師の道を目指すが、 大学5年生の際に医療現場のIT化の遅れを自ら変えようと起業を志す。 そして、大学卒業と同時に有限会社DYMから株式会社DYMに名称を変更。 それ以来右肩上がりの成長を続けるベンチャー企業へ発展させ、今後も成長を続ける。 |